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U2/ / VERTIGO/ / LIVE FROM CHICAGO

 年末に買っていた2005年のシカゴでのライヴDVDをやっとこさ見ました。2時間以上もあってほぼ完全版です。去年から始まったツアーでは写真などは大量に目にしていたものの、ライヴ映像は以前のツアーも含めてまともに見た事がなかったので、今回初めて2時間きっちり見た事になります。

 今回のツアーは1st legと3rd legのアメリカ、カナダがアリーナ、2nd legのヨーロッパと今年の日本を含む4th legではスタジアムになっていて、ステージセットがアリーナとスタジアムでは多少の違いがあるようです。

スタジアムだとこんな感じ
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アリーナだと
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 さて、DVDですが、2004年発売のアルバムHOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMBからの曲が何と8曲も!
City Of Blinding Lights, Vertigo, Miracle Drug, Sometimes You Can't Make it On Your Own, Love And Peace Or Else, All Because Of You, Orignal Of The Species, Yahwehが演奏されています。

 City Of Blinding Lightsはオープニングで、ライティングがすごくきれいです。ステージの後ろにすだれ状のスクリーンのカーテン(というのか?)が降りてきて、そこに時々日本語で「原子爆弾の」と映ってました。これはこの曲のPVにも出てきていましたね。ステージの後ろにも観客席があるのですが、このスクリーンがあるとき(時々降りてくる)は邪魔じゃなかろうか。それとも隙間からちゃんとステージが見えるんだろうか。
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 続いてVertigo。この曲のリフは一度聴くと忘れない、頭に残ります。初めて聴いたときは「ここ数年でも一番かっこいい」んではないかと思いましたよ。スクリーンも曲に合わせて赤のグルグルになってるし。
 次はElevation。これもかっこいい。一緒に歌う曲ですね〜♪ そしてCry/The Electric Co., An Cat Dubh/Into The Heartと1枚目のアルバムからの選曲が続きます。The Electric Co.で、ボノさんがラリーの後ろに立ってシンバルを叩いた時のラリーの「何だあ?」みたいな表情がおかしい。そしてAn Cat Dubhではボノさんが猫の仕草してます(笑)

 Beautiful Dayはまさにビューティフルです。円形の花道を縁取るライトがいろんな色に変化していって、スタンドの上からみると全体が見えてきれいなんでしょうね。下にいるとわからないかも。
 New Year's Dayはアダムのベースラインとエッジのピアノがかっこいい!この曲はU2初心者の私でもよく知ってます。Miracle Drug,Sometimes You Can't Make it On Your Own, Love And Peace Or Elseと、新曲が続きます。Love And Peace Or Elseは花道の途中にドラムセット(小)が置かれ、そこまでラリーがやって来ます。で、途中の「release」と言うところでボノさんがマイクを持ってラリーのとこまで行って一緒に歌うのですが、私には何度聞いても「rah-lease」と聞こえます(笑)ラリー、歌でも訛ってるんでしょうか?
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この曲はアルバムの中でも一番好きな曲です。何といってもベースとドラムが!いや、もちろんギターも特殊な音ですからね、かっこいい!
 
 そしてSunday Bloody Sunday、この曲は私は気軽に歌えないのでライヴではどんな雰囲気になるんでしょうね。ボノさんの言う通り、争い事はうんざりです。この曲の終わりから続くBullet The Blue Skyへの流れが素晴らしい。今回のツアーではいろいろセットリストを変えていますが、この部分はずっと同じではないかと思われます。この曲を最初に聴いたときはLED ZEPPELINっぽいな〜と思ったもんです。

 このあとはRunning to Stand Still, Pride, Where the Streets Have No Name, Oneと続きます。80年代によくMTVでかかっていた記憶のある曲、でも当時あまりU2に関心がなく、何となく聴いていた曲をこうして今聴くとなんだか新鮮に感じます。もっとちゃんと聴いておけばよかったな。

 最初のアンコールではZoo Station, The Fly, Mysterious Waysを演奏。Mysterious Waysではボノさんが女性をステージにあげておりました。彼女のようにノリがよいとボノさんもさぞ嬉しかろう。
 2度目のアンコールはAll Because of You, Original of the Species, Yahweh, 40。おお、Original of the Speciesの映像はどっかで見たと思ったらiPodのCMに使われていたアレですか。あのCM、録画してます。それにしてもエッジのギターはかっこいいですね。こうやって20曲以上も続けて、それも新旧いろいろ混ぜて聴くといろんな音が出てくるってのがよくわかります。
最後の曲は40。ライヴの最後にこういう静かな曲を持ってくるっていうのは私としてはびっくりなんですが。いつも行くライヴでは大盛り上がりで終わるってのが多いので。でも見てたら曲の最後でメンバーが1人ずつステージから去って行って、最後に残ったラリーがしばらくドラムを続け、最後の最後で力強く叩いて皆に手を振って去って行くという終わり方をしていて、こういうのもいいかなと思いました。なかなかいい演出ではないですか。

 今回のツアーはアメリカの何カ所かとダブリンの音源を既に聴いているのですが、やはり映像がいいです。音だけでもいろいろ想像するのでおもしろいんですけどね。場所によっては最後にもう一回Vertigoをやって終わりというところもあり。私はいやですけど。
 何にしても日本公演は楽しみです。あと1ヶ月とちょっと。
by roisin_dubh70 | 2006-02-24 00:58 | 音楽

音楽なしには生きていけない


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