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EDITORS @ Carling Academy, Glasgow 26 Feb 08

なぜEDITORSをグラスゴーで見たかったか。それはそこが彼らのお気に入りの場所だから。そして私にとっても特別な場所になりました。
4日連続ライヴ(前日のboy kill boyも入れれば5日連続)の初日、グラスゴー公演の1日目。

初日は2階席(バルコニー)から見ました。チケットを取る時点でそれしか残っていなかったのに、数日後スタンディングが再発売されていました。取り直すのも嫌だし、たまには上から眺めるのいいかも、と思いそのままにしておきました。
2階なので開場の15分前に着くとまだ50人くらいしかいなかった・・・。

中央辺りはそこそこ埋まっていたものの、まだまだ端は余裕だったので左側最前列の席につきました(自由席なので)。結構大きな会場で2500人収容。そこが2日間ソールドアウトだもんなあ・・・日本との温度差をかなり感じます。

サポートバンドは直前になるまで発表されず、私も当日まで知りませんでした。
BROKEN RECORDSはキーボードやバイオリンも入った6人編成バンド。Myspaceを見ると7人編成。そういえば、確か途中でほんとはもう一人いるけど、今は休んでる、か何か言ってたような。
いい感じ。ヴォーカルの声のせいか、ちょっとTHE KILLERSっぽいところもありました。

MAKE MODELも6人編成。こちらはギターが3人もいました。
2つとも全く知らなかったので、バンド名はあとから調べたのですが、順番が違っていたらすみません。やたら人数が多かったのは覚えてます。

セットが準備されるのを見ていたらピアノがステージ中央に。いよいよだなあとドキドキしてきた頃、ラッセルの場所に一つのドラムが。あれ、あんなの前からあったっけ?
そしてそして、9時半頃、SEと共に暗い青のライトの中、EDITORSのメンバーが登場。場内大歓声。最近セットリストに復活したCameraから始まりました。
(ノッポ君は遠くから見てもノッポやわ)キーボードはドラムの左側にあり、トムは立って膝を曲げながら(笑)弾いていました。
ラッセルはこの曲でドラムを叩いていました。コーラスといい、ピアノといい、昨年から少しずつやる事増えてますね。

An End Has A Startが始まると早くも盛り上がりが最高潮に達したかってくらいのイントロからの大合唱。これよ、これ。この大合唱。自分も参加出来て本当に嬉しい。
Blood....印象として、クリスの動きが尋常ではない(笑)。トムのイントロの時の変なステップも凄かったけど、一体、何があったの?ってくらいフロント3人の動きが激しい。上から見ているので全体がよく眺められてよかったです。
ちなみにバルコニーの前3列は立ってはいけないと係の人に言われていたので、ずっと座って見てました。体はうずうずするものの、視界を遮るものがないのは有り難い。

やっとThe Weight Of The Worldが生で聴けました。随分前からライヴでやっているのにずっと聴けなかった曲。いい曲ですね。それにEscape The Nestはギターがすごい好き。まあ、クリスの動きには目を瞑ってと。上から見てると彼は自分の場所を最大限有効活用してる感じ。

Lights....大好きなんですよ、クリスのジャカジャカしてるギターが。すっごいかっこいい。トムの途中の雄叫びも好き。思い出すなあ、初来日の時の1曲目がこの曲で、あの雄叫びを聞いた時に「何?この人!」って思った(笑)。あの時はまさかこうしてグラスゴーまでライヴを見に行くなどとは夢にも思ってなかったですけど。でもあの日がなかったら、こんなに彼らを好きになってなかったかも・・・と思うとWE ARE SCIENTISTSの皆さんにも感謝。

When Anger Showsもアルバムの中でも大好きな曲です。エドのドラムが素晴らしい。この人は結構過小評価されていると思うんですけど。聴きたかった曲といえば、Spidersもそうです。何か物悲しい感じのギターがたまりません。トムの声も完璧。
All Sparksでももちろんイントロから大合唱で、それも最大音量という感じ。ステージ後方のスクリーンには曲に合わせてレーザーみたいなので電球の映像?を映し出していて、これが結構かっこいい。

トムが静かにギターを弾き、ゆっくりと、 'I'm so glad I found this.... I'm so glad I did... 'と歌い始めると観客も一緒になって続きを歌い出す・・・そしてトムが投げキッスをしてMunichが始まると会場も爆発的に盛り上がります。とにかく、どの曲もイントロからして一緒に歌うんですね、凄い。いつもUKツアーのライヴ音源聴いて、この大合唱がすごく羨ましかったんですよ。生で聴くとすごい迫力。

会場内の温度が確実に3度上がった後はPush Your Head Towards The Air。ラッセルがピアノを弾き、トムはアコースティックギターでしっとりと歌う。初めてこの曲を聴いた時は泣きそうになりましたが、この日は本当に泣きました。なんてきれいな曲なんでしょう。素晴らしすぎる。・・・感動していたら、トムがラスの背中にもたれかかっていました。もたれ心地の良さそうなラスの背中・・・笑。

Bonesで再び会場の温度を上げ、Smokers Outside The Hospital Doorsでトムの本領発揮?の今やEDITORS名物、ピアノ乗り。この日、一体何回ピアノの上に乗ったんだろ?大興奮で本編終了。

アンコール1曲目はThe Racing Rats。なるほど。次はなんと、Lullabyでした。ここで来たか。 THE CUREのカバーの。なんかB面曲やらんかな〜と思っていたのでこれは嬉しい。 トムはギターを弾かないのでイントロの間は暇そうでした。後半の方でピアノを弾いてます。途中でピアノの上から紙を放り投げていたのでてっきりセットリストだと思いきや・・・。

ひょっとして私が一番聴きたかった曲はこれかもしれない。You Are Fading。初来日の時の記憶がないのは何故だろう。今みたいなextended versionじゃなかったから?それはともかく、この曲を生で聴けて本当に幸せ。かっこいいってもんじゃない!エドのドラムといい、ラスのベースといい、最高。クリスは妙なステップ踏んでるし(笑)
いつものようにトムが最後に大きく息を吸って終了。エネルギーいっぱい使ってるよね。

最後はFingers In The Factories。早い。あっという間にもう最後の曲。何を見ても何を聴いても感激感激感激。全ての曲にそれぞれ発見があったような気がします。歌い方やテンポを微妙に変えてみたり、前の3人のステップがとにかく凄い(笑)
クリスはつま先立ちするし、ラスはジャンプ、回転、ヘッドバンギング・・・見ていて楽しい。2年前の事を思うとまるで別人のようですね。
バルコニーから眺めて良かったのは、ステージ全体がよく見えた事。だってラスとクリスの動きが楽な姿勢で同時に見られるなんて、面白すぎ。ま、正直言って体が自由に動かせないのは窮屈でしたけど。


終わってみれば全18曲。1時間20分。濃い。
なぜグラスゴーが彼らのお気に入りなのか、わかったような気がします。
あと3回。まだまだ余裕。

Camera
An End Has A Start
Blood
Bullets
The Weight Of The World
Escape The Nest
Lights
When Anger Shows
Spiders
All Sparks
Munich
Push Your Head Towards The Air
Bones
Smokers Outside The Hospital Doors

The Racing Rats
Lullaby*
You Are Fading*
Fingers In The Factories

*You Tubeより

あと、もしかして私の隣に座っていた人が撮ったんじゃなかろうかというビデオ発見。
Munich(後ろの映像にも注目)
by roisin_dubh70 | 2008-03-10 22:58 | Editors UK tour 2008

音楽なしには生きていけない


by roisin_dubh70